「ゴジラ ヴァーサス ナイト」 レポート by 赤イ竹

99.11.22

VS チラシ
「ゴジラ2000ミレニアム」公開記念オールナイト・イベント
 

GODZILLA
VS NIGHT
 
IN 南街会館
 

1999.11.20 SAT 21:15 OPEN
             21:30 START
 
 ゴジラ VS ビオランテ 〜偽獣殖産
 
ゴジラ 対 ヘドラ 〜異形生誕
 
ゴジラ 対 メカゴジラ 〜鉄神降臨
 
キングコング 対 ゴジラ 〜羅刹来襲



去る11月20日(土)大阪ナンバは南街会館において、「ゴジラ2000プレミアム」公開記念の特別企画として、一夜限りのトークイベント&ゴジラ映画旧作オールナイト上映会「ゴジラ ヴァーサス ナイト」が開催されました。
わたくし赤イ竹は、この様なイベントに参加するのは初めてなのですが、簡単にレポートさせて頂きます。
 
VS NIGHT
19:15

開場2時間前。会場に到着。

『まあ1時間くらい並ぶのは覚悟するとしても、あと1時間はまだ大丈夫やろな。ま、1時間ぐらいやったら、ナンバやから時間つぶすのんはどうにでもなるし、、、
おいおいっ!!もう並んどるやんけ!えぇ〜っ?! ひぃ、ふぅ、みぃ...もう12人もおるやん。これでブラブラしとる間に、先着順の非売品チラシ全集、なくなったらけったくそ悪いしなあ。
しゃあない、並ぼか。。。』

で、地べたに座り込みました。回りはみな僕より年上と思われるオッサンばかり。
道行く人たちもこの異様な光景に何事か立ち止まり、看板を見て「ああ、ゴジラ」と納得している様子。
ともかくオッサンの座り込みには変にインパクトがあったと思います。
ただ、中には「ゴジラ2000ミレニアム」の先行オールナイトをやっている、と誤解した人も多いのでは?

20:30

『あれ?今、中に入っていった人、どっかで見たことあるなあ・・・?
あっ!!鈴木監督やんか!やったあ、「生」健ちゃんゲットオォ。。。(敬称略(汗))
「へええ?もうこんなに並んでるのお」みたいな顔しとったな、口がそういう形になっとったわ。』

本日のわたし的な目玉、鈴木健二特技監督の会場入りを目撃することが出来ました。
回りには気づかなかった人もたくさん。ふふふっ、しめしめ。
 


21:00ミレゴジアップ

予定より開場時間を15分繰り上げて、入場開始。

『まあ、列もだいぶ伸びてきたことやし、賢明な判断やね。
さて、どれどれ、先着順のチラシ全集は、と。な〜んや、あんだけ準備しとんやったら、2時間も並ばんでも、余裕でゲットやったなあ。まぁええわ、こんな経験初めてやし。
お楽しみ抽選用のチラシはこれ、ね。ふむ「013」番、か、、、なんや不吉な番号やな。この横に貼ってあるピンクのシールは何やろ...?
お!!ミレゴジ、おるやんか!思たより緑キツいねんな。でも撮影用や言うても通用するくらい、ええ出来やなあ、こいつ。。。(ペタペタ)』

劇場は2階、半円状にカーブを描いた階段にはぐるりと歴代作品のポスターが飾ってありました。
上がると平成ゴジラの着ぐるみも、小じんまりと(笑)いたのですが、あまり誰にも相手にされていなかった様な...

席を確保して開演を待つ間、1階におりてミレゴジ・スーツの写真を撮りました。ミレゴジ全身
中に入ってる人、動きすぎ!ほんと、上半身動きっぱなし、もう。
ストロボなしで撮った引きのショットは、全部ブレてました(泣)

劇場に戻って上を見上げると、お客さんの入りは、、、ううむ〜、どうひいきめ目で見ても、半分弱。。。
(ちなみに范文雀といえばジュン・サンダース!(爆)わかる人だけ、わかってねえ〜っ)
もっと盛り上がるのかと思っていましたが、今回は内容的にも、一般の映画ファンというより、特撮ファンを狙った企画だったんでしょうか「ディープな人々がつどう集会」みたいに、なって欲しくはないんだけどなってた様な感じですかね。。。

『それにしても、おっさんばっかしやなあ。。。
あ、そや!ミレゴジとツーショットで写真撮ってもらお。劇場のおねーさんにシャッター押してもらえるやろ
 (“激情のおねいさんとのツーショット”なんてのも撮ってみたい・・・)
「ブー」(開演を告げるブザーの音)
あちゃー、しもたあーっ、はよ気ぃついたら良かったあああっ!!!』
 

トーク1
21:30

まずは「ゴジラ2000ミレニアム」の劇場用予告編の上映。

引き続き、トークイベントの開演です。
まずはパーソナリティーの平野秀朗さんが登場。軽妙なトークで会場を暖めます。
平野さんの経歴は失礼ながらよく存じ上げないのですが、特撮映画への造詣も深そうで、また関係者も参加される場所にも顔が出せる人、の様です。立場的には「観る側」と「創る側」の中間に位置する、という感じかな。

そしていよいよ鈴木監督の登場!
その後、予定の30分を5分ほどオーバーして、お二人のトークが繰り広げられました。
平野さんの問いに鈴木監督が答える、という形式で進行するのですが、時として監督のひとり語り(?)とどまることを知らず、みたいになることもありました。
先日の「ニュースステーション」のミレゴジ特集で初めて、話される鈴木監督を拝見したのですが、あの時の映像通りの、独特のニュアンスというかイントネーションというか、訥々とした語り口で話される内に、会場はすっかり“健ちゃんわ〜るど”に(汗)

肝心の内容ですが、メモを取りながら聞いていた訳ではなく、おっしゃったことの真意がうまく伝わらなかったり誤って伝わったりするのが恐いので、話された項目だけ、思い出せるままに順不同で羅列する、にとどめておきたいと思います。
・トライスター版「GOZILLA」試写会後のレセプションで、
 東宝の松岡会長が日本のゴジラの復活について示唆された場面(平野さんの目撃談)
・川北監督の下についていろいろ学び苦労した鈴木さんの助監督時代の話
・特技監督としての川北さんの作品へのアプローチの仕方と、鈴木さんのそれとの違い
・「モスラ3」で特技監督になられた後の鈴木監督の楽屋裏ばなしや苦労ばなし
・今回の「ゴジラ2000ミレニアム」の撮影ばなし
・来年以降のゴジラ映画の展開予測と、鈴木さんの希望や抱負
・その他、川北監督の悪口いろいろ(爆)
印象に残った話題を一つだけ。
「川北監督が『カワキタの逆襲』のメガホンを取られる時は、僕はやられキャラで出るっすかね。。。」(笑)

またトークの途中で「阿部ちゃんを○○した腕(ネタばれにつき自粛)」なんていうのも登場しました。(写真下)トーク2
これ、手首から曲がるギミックが内蔵されている様に見えたのですが、どうだったんだろう?

途中プレゼント抽選会があって、鈴木監督が抽選をひかれたのですが、抽選会が終わった後も抽選箱を膝の上に置いたまま、おしゃべり。トーク終了後、その抽選箱を大事そうに抱えて退場されました。
そんなこんなを含めて、鈴木監督のお人柄がにじみ出た、楽しいトークイベントでした。

『さあて、抽選会や。なんか当たるとええなあ〜♪
まずは、スーパークリスタルゴジラ2000・・・・アカンか、ま、これは前売りについてたハガキであたるかもしれんし、まあ、ええとしょ。
えー、次は、なになに?鈴木監督が提供してくれたスタッフジャンパーとな!?しかもサイン入り!こりゃレアやん、欲しーーーっ・・・・アカンかあ、ちぇっ、かすりもせえへん。
後はTシャツかいな、20名様て、20枚も抽選ひくんかいな、時間かかるのお、、、え?!入り口で?もらったチラシの?ふむふむ、番号の横に貼ったシールが?
・・・・赤かいなあ〜 へなへな。。。
む!(横目で)隣のおっさん...!当たっとる、、、俺より後に来たくせに(←故の無いインネン)。。。』
 

22:20

旧作オールナイト上映スタート。

◆ 1本目「ゴジラVSビオランテ」

劇 場:初見
ビデオ:まあ数週間ぶりかな、いつも通して最後まで見てる訳ではないけど、結構見てる作品です

のっけから「怪獣映画は、やっぱ劇場の大スクリーンで見るもの」と思い知らされます。やはりビデオで見るのとは迫力が違いますね。映像も音もビンビン迫って来ます。細かいディテールなんかもよくわかるし。
そして若き日の鈴木京香さんに、遂に劇場で会えました!きゃあ〜っ、いつ見てもお美しいっ!眉毛も太いぞおっ、凛々しいぞおーっ!!おおおーっ!!!(汗)

(オホン。。。)いつの日か、ご本人にお目に掛かれることが(絶対に無いけど)もしあったら、あのセリフをおねだりしよう。。。
「スーパーXllは第2滑走路へ、スーパーXllは第2滑走路へ!」

◆ 2本目「ゴジラ対ヘドラ」

劇 場:28年振り
ビデオ:半年程前かな、レンタルビデオを借りてきて見ました。

◆ 3本目「ゴジラ対メカゴジラ」

劇 場:初見
ビデオ:というか、もうかれこれ12〜3年前、テレビの深夜放送でやってたので初めて見たっきりです。

 ・
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 ・
(この2本にも、なんかコメントしてやれよお。。。)

◆ 4本目「キングコング対ゴジラ」

劇 場:29年振り
ビデオ:んー、まあ部分部分では数日振り(笑)

総進撃ゴジラ(ヘドゴジ)、メガロゴジラ(メカゴジラ版)ときて、いよいよ真打登場!
円谷特撮、伊福部音楽、ゴジラ造型、諸々において、まさに「格」の違いを見せつける結果となりました。しかし今回かかったのは「東宝チャンピオンまつり」バージョンの74分版。ストーリー展開が急すぎて、やっぱオリジナル・バージョンでじっくり見たかったな。
それにしても大スクリーン狭しと暴れまわるキンゴジのカッコよさ!あらためて惚れ惚れしますねー。
またビオゴジも劇場で目の当たりにすることが出来て、「ゴジラ造型のバランスを保つポイントは、太ももにあり!」を認識してしまいました。その点、新しいミレゴジは・・・?それはまた、別のページで感想を述べることにしましょう。
(あの造型にはちょっと辛口の竹っす。キャーッ!言っていいのか、そんなこと!?)

◆ おまけ映像「昭和対決シリーズ劇場予告編集」

当初「キングコング対ゴジラ」はオリジナル・バージョンと予定されていて、チラシにもそう書いてあるのですが、急遽チャンピオンまつりバージョンに差し替えられた様です。その時間差を埋める為に、特別に予告編集が上映されました。
しかしこれ、実はレンタルビデオ屋さんで無料レンタルしてあるを見つけて、ダビングして持ってて、ガレージキットを作る時などのBGVとしてよく見ています。テンポがいいし、音楽も盛りだくさんなので、のりのりで作業することが出来ます。でもその分、実は一番良く見てるビデオ、なもんですから、ここまで「学生時代以来の徹夜」を頑張っていたおぢさんも、とうとうここへ来てオチてしまいました。。。

05:15

すべてのプログラムが終了し、まだ暗いミナミの街に出ました。
劇場を一緒に出た人達と地下街へと下り、地下鉄の駅を目指します。
駅に着くと、夜遊びの後どこかで時間をつぶしていた若者達がたむろし、始発が動き始めるのを待っています。

祭りの後の虚脱感を背中に感じながら、僕もその群れに混じって壁にもたれかかりました。。。
 

とまあ、いろいろあったオールナイト上映会でした。
この様なイベントに参加するのは初めてだったので若干興奮気味でしたが、生の鈴木健二監督を拝見出来たこと、懐かしい怪獣達に大スクリーンの迫力で再会出来たこと、そしてなによりも、既にカウント・ダウン状態となった「ゴジラ2000ミレニアム」の封切りを、心から待ち遠しく思えたこと、など楽しい一夜を過ごすことが出来ました。

次は12月11日じゃああっ!!!
 


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