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記憶力を高める方法
高校での学習量 暗記力を高める方法 第一に、理解して覚えることである。確かに、人間は意味が分からなくても覚えることができる。しかし、そうした覚え方は、時間がたつとあっという間に忘れてしまう。これに対して理解して覚えたことは忘れにくい。たとえば、「学問」や「顧問」の「問」という字には「門」構えに「口」がいる。これは(正しいかどうかは知らないが)学問や顧問は口を使うからだと教えられたことがある。それに対して、「専門」の「門」には「口」がいらない。「学問には口がいるが、専門には口を出すな」とでも覚えておけば一生忘れない。 理解して覚えることは、特に数学では大切である。定期考査で点を取るため、とりあえず公式を丸暗記してそれなりの点を取ることは可能である。しかし、丸暗記したことはすぐ忘れてしまう。公式を丸暗記するのではなく、その原理を理解し、自分で公式を導き出せるようにして覚えると、たとえ忘れてもすぐ原理から容易に思い出せる。大切なことは、一時的に記憶することではなく、覚えたことを永久知識に定着させることである。 社会科の勉強の仕方も同様である。社会科の場合、覚えなければならない量は無茶苦茶多い。高校受験なら「丸暗記」でも合格できたかもしれないが、大学受験ではそうした覚え方では合格はおぼつかない。丸暗記ではなく「本質」を理解して覚えることである。たとえば、なぜ憲法が生まれたのか、民主政治を実現するにはどのような条件が必要なのか。そうした「原理」となる部分を、しっかり自分の頭で考え、覚えることである。 同じ覚えるでも、理解して覚えることと、理解しないで覚えることの間には天と地ほどの差がある。理解して覚えたことは永久に忘れない。 第二に、関連づけて覚えることである。たとえば、次に掲げたのは岸和田高校の内線電話番号の一部である。これを1分間で暗記するにはどうするか。 29 , 51(体育職員室)、20(国語科職員室)、54(地学準備室) 48(社会科職員室)、 64(英語科職員室)、62(進路指導室) ここで威力を発揮するのが、「連想結合法」である。たとえば、体育の先生は筋肉モリモリだから「肉(29)食って来い(51)」と覚える。国語科職員室は数学と同じ部屋にあって入り口が二つあるから「二重(20)の扉」と覚える。ついでに、地学は「石をゴシゴシ(54)」、社会は「地理の等高線がシワシワ(48)」、英語の職員室は一番離れた場所にあるから「無視(64)!」(英語の先生ごめんなさい)、進路指導室は「浪人(62)」と覚える(笑)。 第三に、体系的に覚えることである。本質を理解し、さらに体系的に覚えると記憶量は一気に高まる。人間は加齢とともに記憶力が低下する。小さな子供は意味も分からずたくさんの言葉を覚えることが可能であるが、高校生にもなればそうした記憶の仕方は難しくなる。その代わり、年齢が高くなるにしたがって「理屈」で覚える力がどんどんついてくる。だから、大人になるにしたがって、物事をY=F(X)の因果関係で考え、体系的に覚えるようにすると大変効果がある。 |