テレビ局 

大学を卒業して3年半、在阪テレビ局(K☆V)につとめました。

●就職活動(94)
当時はまだ就職協定がありましたのでゴールデンウィークは「セミナー」でした。
クイズのようなテスト(Q昭和33年度の日本全体の広告費は?など)で一次試験、
面接や試験を5回ほど受けて6月半ばに内々定でした。
ちなみに一次試験で「点数が良すぎたオタク」たちは落とされた(頭・足きり)という噂も。
マスコミ塾関係者は同期28人で2・3人でした(自己申告)。

教訓:勉強してもムダよ

●営業企画部(95年〜96年)
最初の一年「営業の後方部隊」である企画部で働きました。
・「KTV試写会」の企画・運営
・「痛快!エブリデイ」のプレゼントコーナーの原稿書き、飾りつけ
・スポンサーとの共同販売促進イベント(TOYOTA「イプサム」発売時)
などが主なシゴトですが、TVの営業は「時間枠を売る」もので、
基本的に商品が不足しています。広告代理店の人と仕事をします。
(世の中で一番景気のいい会社しかTVCMを買えないのだ!)
イベントや映画をみて「最先端の感覚」を身につけることもシゴトの内、
という世界です。

●報道部記者(96年〜98年)
「報道で働きたい!」上司に言い続けて、一年余で念願の報道部へ。
「社会正義と速報性」のためならおカネを惜しまない部署です。
●デスク
本社で原稿やVTRのチェックをする
●記者
現場で取材し、撮影を指示し、VTRをつなぐ指示をし、
必要ならば現場からレポートする。
●カメラマン・カメラ助手
普通記者と3人1組で行動。現場で「最もいい画」を撮る為に
カラダをはる。
●編集者
本社でVTRを編集し、コメントや音楽をかぶせて
パッケージ化する。
放送時間ギリギリでニュースサブにかけこむことも。
●技術
本社のニュースサブや中継車で放送の体制をつくる。
機械全般にくわしくないとできない。

とにかく「現場」です。スタッフどうしのケンカは
日常茶飯事です。「敬語」の文化はありません。
ヘリコプターを1回飛ばして100万円単位のカネがかかるとか、
タクシーを三重までとばせばいくらかかるかは関心対象外でも
つとまります(^^ゞ

・堺・O157集団感染
・神戸・須磨連続小学生殺傷事件
・和歌山・カレー毒物混入事件
・震災3年・仮設住宅ドキュメンタリー

「取材」のやり方については他の仕事と同じく、
「情報と人脈のやりとり」が基本です。
カネがからまないのがビジネスとの違いです。
「自分が訴えたい、伝えたいこと」を相手に理解してもらい、情報提供してもらうことです。
※いまや、「マスコミだから」というだけで情報をもらえる時代ではありません。
 勘違いの記者はまだまだ生息していますが。

給与は30歳くらいまでは同級生のどのサラリーマンにも負けないくらいだと思います。

               (
森山浩行 氏 三国丘高校42回卒、現在は大阪府議会議員)

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