教師の力量

 


 学ぶ意欲をかき立てる二つの方法

 教育で一番大切なことは本人をやる気にさせることであり、やる気さえ引き出すことができれば教育の99%は成功したといってよい。生徒の学ぶ意欲をかき立てるためには二つの方法がある。

@授業で感動させる。感動させることにより授業が面白い、楽しい、もっとやってみたいと思わせる。
A生徒の学力を着実に向上させて、テストで結果を出す。成績が伸びれば勉強がおもしろくなって学習意欲が湧いてくる。

 一般的に言えば、社会、国語(現代文)、理科などは感動的な授業が比較的やりやすい教科である。教師の名講義がそのまま生徒のやる気につながる。もちろん、数学などでも感動的な授業をできなくはないが、数学の解法の美しさに感動できる生徒は、ごく一部の生徒に限定されるであろう。

 これに対して、英語、数学、国語(古文)などは、多くの生徒に授業そのものを「面白い」と感じさせることは難しい。したがって、テストで点数を取れるようにしてやることが、学習意欲を引き出すための大きな動機づけになる。教師がいくら名講義をしても生徒の成績が伸びなければ生徒はやる気が出てこない。着実に生徒の学力を向上させ、テストで点を取れるようにすることがこうした教科の一番の「特効薬」となる。

 この点、予備校のカリスマ教師と呼ばれる人の指導法に学ぶことは多い。予備校や塾では目に見える形で力をつけさせないと、生徒がすぐやめてしまう。公立高校はそうした厳しさにさらされていないぶん、どうしても授業準備が甘くなりがちだといったらお叱りを受けるだろうか。


 生徒の学ぶ意欲をかき立てるためには様々な方法があるが、まとめると次のようになる。

 1.感動を与えて面白い、やってみたいという気にさせる
 2.テストで点数を取れるように着実に学力をつけさせる
           

    学ぶ意欲をかき立てる

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