タクシー料金

2007年11月12日
 

 規制緩和でタクシーの台数が増え、競争が激しくなった。その結果、料金も大幅に値下がりした。5000円を超えた部分を半額にするのは今や当たり前で、初乗り運賃も値下げの嵐にさらされている。この前、堺市で乗ったタクシーの初乗り料金は650円もしたが、大阪市内では540円が一般的で、中には500円の会社もある。

 タクシー料金が下がれば、消費者にとっては利用しやすくなる。しかし、タクシー会社やドライバーにとっては大変である。タクシーの1日の平均水揚げは3万円程度と聞くが、このうちの1万円を人件費と考えると、年間300日働いて年収は300万円である。これではとてもじゃないが、食べ盛りの子どもを育て、家族を養っていけない。最近のタクシー運転手が、定年を過ぎた年輩の人が圧倒的に多い理由はここにある。

 料金が下がってタクシーが利用しやすくなったが、利用者の立場からもう一つタクシー会社に要望がある。それは近距離歓迎」の看板をタクシーに取り付けて欲しいことだ。確かに、遠距離の客を取って一発当てたいタクシードライバーの心理は理解できる。しかし、それだからこそワンメーターの短距離は逆に利用しづらい。

 重たい荷物を持って駅まで300メートルか500メートルほど歩かなければならないとき、また、時間が無くて急いで近くの駅まで行かなければならないとき、もし、タクシーを利用できたらどんなに便利かと思う。

 「初乗り運賃500円」「近距離歓迎」のタクシーが現れたら、喜んで100円のチップを払うのだが・・・・。
 

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