青年よ「大欲 」を抱け!
 

2007年2月9日



 ベンツに乗っている近所の人がいた。その人が犬の散歩の途中、愛犬がした「ウ○コ」をそのまま放置して平然と立ち去ったのを目撃し たことがある。自分の車をぴかぴかに磨き、家の庭の手入れもきちんとする人が、なぜ、犬のウ○コをそのまま放置するのだろうか。「こんな人とはつきあいたくない 。世の中お金がすべてで、自己中心的な人なんだろうな」と思った。

 考えてみれば、信号近くの道路脇はジュースの空き缶だらけ、川の土手もゴミだらけ、公園 のトイレは落書きだらけである。みんな自分の持ち物は大事にするのに、 自分の物でなければ大切にしない。公共心は一体どこへ行ってしまったのだろう。どうせなら、いっそのこと発想を転換して、地球全部が私のものだというくらいの「大欲」を持ったらどうだろうか。そうすれば、「私のもの」である地球を汚す気持ちにならないかもしれない。

 60歳の人に「あと何年ほど生きたいか」と聞いたところ、「あと20年ほど」と答えた。これを聞いた人が、「何と欲のない人か」と言った。すると、その人はあわてて「じゃ、あと40年」と答えた。80歳が100歳まで生きたとしてどんな意味があるのか。どうせ願うなら、永遠に生きるという大欲を抱いてはどうか。そうすれば生き方のスケール が変わるかも知れない。

 今の世の中、こじんまりとまとまりすぎて、自分一人さえよければいい、ほどほどに幸せであればいいと考える人が増えている。あまりに小欲にとらわれすぎてはいないだろうか。発想を転換して、とてつもない大欲を抱くことを考えるのもおもしろい かもしれない。
 

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