バイエルも弾けない人が・・・
2008年1月12日
大阪プールは冬場だけスケートリンクに早変わりする。きのうの日曜日、その大阪プールに行って、久しぶりにスケートをしてきた。都心で交通の便がいいうえ休日とあって、予想通りすごい人混みだった。数年ぶりに滑ったが、何とか滑れた。体で覚えたことはちゃんと覚えているものだ。

本当は冬はスキーをやりたいのだが、大阪からスキーに出かけるには時間も金もかかりすぎる。そこで、スキーの代わりにスケートをやり始めた。かれこれ10年以上も前の話である。
何事も基礎が大切とばかり、スケート教室にも入った。スケート靴も買った。
スキーもそうだが、私は「道具は最高のもの」を使う主義である。それで下手なら、要するに
「自分がヘタクソ」ということになる。道具のせいにする逃げ場をなくして取り組む。これが私流だ。
スケート靴は伊藤みどりさんの靴を作ったこともあるという大阪市東成区の職人さんのところに行って別注で作ってもらった。6万円だった。先日、新聞でその職人さん(名前を鈴木武彦さんという)の記事が写真入りで紹介されていた
(朝日新聞 2007年12月26日夕刊)。中野友加里選手の靴は小学生時代から作っていると書いてあった。
ただし、スキーと違って私のスケートはまだ初級者レベルだ。ようやく前進のクロスが入る程度で、バックはうまくできない。私の靴を見たある人が、「まるでバイエルを習っている人が、グランドピアノを買ったようなものね」と笑った。
実は、その昔、密かにバイエルを独学したが、60番を過ぎたあたりで挫折してしまった経験を持つ。だから、正確に言うなら「バイエルも弾けない人が・・・」というべきかもしれない。しかし、あまりに的を射た表現なので私もつい笑ってしまった。
スキーは転んでも痛くないが、スケートは転ぶと痛い。この年になるとけがをするのが一番怖い。だから、ついつい新しい技術に挑戦することを避けてしまう。スケート靴には悪いが、私のスケートはずっと初級者のまま
で終わりそうである。
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