席取り


2007年1月21日



 電車の中を仕事場とするものにとって、座席を確保することも仕事のうちである。もちろん、座席が空いたら座りたいのは誰しも同じであろう。だから到着する駅ごとに、座席を巡る密かな駆け引き (笑)が展開される。

 いつどこで誰が降りるか。降りる人の顔を覚えていることもあれば、風情で分かることもある。熟睡している人は次の駅ではまず降りない。降りる人は、駅が近づくと必ず「何らかの動き」をする。新聞を畳んだり、読んでいる本をしまったり、鞄を引き寄せたり・・・。そうした動きをめざとく見つける。こうした「涙ぐましい努力(笑)」のおかげで、朝の通勤はたいてい座ることができる。

 座席の座り方で腹が立つのは高校生である。通学定期を使って、通常の半額しか料金を払っていないのに、大股開いて鞄を自分の脇に置き、座席だけは2人分占めている。
 「てめえ、料金半分しか払ってねーんだから、立っていろ !」
とでも言いたくなる。
せめて、普通に座ることくらいできないものか。こんな人間を作り出してしまったのはいったい誰だ!

 

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