大ウソつき

2007年01月24日
 


 大阪のおばちゃんは、いわゆる「振り込め詐欺」には引っかからない人が多いのだそうだ。しかし、小さなウソにはだまされにくくても、大きなウソに対する抵抗力はどうか?

 ヒトラーによれば、大衆は大きなウソにはすぐだまされるそうである (『わが闘争』)。マルクスは、「能力に応じて働き必要に応じて取る、平等な理想社会」を提示した。レーニンや毛沢東はそうした理想社会の実現を旗印に政権を奪った。

 しかし、本当に彼らはそうした理想社会が実現できると思っていたのであろうか。ひょっとしたら、理想などどうでもよく、自分の権力欲を満たすためにマルクスのイデオロギーを利用しただけだったのではないか。

 貧乏であればあるほど、貧富の差のない社会はまぶしく輝く。しかし、金持ちをなくしたって、貧乏な人が豊かになれるわけではない。100億円を1億人に分ければ一人100円にしかならない。ちょっと考えれば、誰でもわかることである。貧しい大衆は、大きなウソにころりとだまされたのではないか。ふと、そんなことを思うことがある。
 

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