|
教科書を読もう 2007年06月24日
教科書ができるまで 教科書を読むことの効用 また、センター試験の問題作成では、よく売れている上位数社の教科書が参考にされるとも聞いた。 そのほか、センター試験は基本的には教科書レベルで作成されることになっており、このことは逆に言えば、教科書に載っていないものは正解でないことが多いとも言える。教科書から逸脱していても、それが正解でなければ「そんなこと知らなくても解ける」と作問者は言い逃れができる からである。 実際に問題を解いていると、作問者が出題に困って作ったと思われる「どうでもいい些末な内容」がしばしば出ている。(特に追試問題に多いように思われる)。
もし教科書を読んでいれば、これは教科書を越えているから正解ではないに違いないとすぐに判断できる。 しかし、実はこれほど生徒の伸びる芽をつみ取っているやり方はない(と私は思う)。生徒がプリントばかりを暗記し教科書を読まなくなるからだ。プリント学習は生徒の読解力
や要約力を鍛える機会をも奪っているのだ。しかも教師も生徒もその弊害に気がついていないのだからなお罪が重い。効率的
に見える学習は実は一番非効率な学習である。 長年高校生を教えていて、一つの法則を発見した。すなわち、成績の悪い人ほど教科書をきちんと読んでいないという事実である。執筆者が一生懸命書いているのだから、高校生にも一生懸命読んでほしいと思う。 |