ヘッジファンド
2007年8月26日
最近新聞紙上をにぎわしているファンドにヘッジファンドがある。世界のお金持ちから資金を集め、巧みに損失をヘッジ(回避)しながら安定的な収益を目指すところからこの名が付けられている。どうやって損失をヘッジするのか?
ヘッジファンドの代表的な手法に「マーケットニュートラル」と呼ばれる方法がある。高度な理論を用いて割安な株Aと割高な株Bを見つけ、Aを買い、同時にBに同額の空売りをしておく。
もし相場が上がれば、その上昇率はA>Bとなる。したがって、Aの利益はBの損失を上回り、利益を出すことができる。
一方、値下がりした場合、その下落率はA<Bとなる。すなわち、Bの利益はAの損失を上回り、結局下降局面でも利益を出すことができる。
こうして、上昇局面でも下降局面でも利益を出すことができ、巧みに変動リスクをヘッジ(回避)するのである。
現在、世界には9000本以上のヘッジファンドがあり、運用資金は1兆4000億ドル(約150兆円)程度と推計されているが、実体は不明である。
最近のヘッジファンドは、より高い収益を求めて、リスク回避手段をとらずに投機的運用をしているとも言われる。今回(2007年8月)のサブプライムショックでは、ヘッジファンドもかなりの損失を出しているのではないかと言われている。
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