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外科医
2007年11月13日
家から歩いて5分ほどのところにスカイビルがある。今、そこで人体の不思議展をやっている。人体の不思議展は以前にも見たことがあったが、5年ぶりの開催というので出かけてみた。
一番印象に残ったのは全身の血管の標本である。樹脂を流し込んで着色したものだが、血管の総延長が10キロメートル(地球2周半)もあるという解説を読んだときは、正直驚いた。
また、心臓から足に血液を送り込む動脈の太さにも圧倒された。大腿部あたりでもまだかなりの太さがある。ここからカテーテルを挿入して心臓にまで送り込み、不整脈を治療する方法があると聞いたが、なるほど、これなら十分に可能な太さだと納得した。
会場には脳の重さ(1400グラム)を実体験するコーナーもあった。持ち上げてみると、小さい割には意外と重い。そのほか、1回の食事で分泌される胃液の量は500〜700ミリリットルで、1日では約2リットルにもなるという解説も印象に残った。
人体の不思議展を見るのは今回で2度目だが、こんな複雑な人間の体にメスを入れる外科医とは大変な仕事だと改めて思った。最近、医学部で外科医のなり手が少なくなっていると聞く。確かに、一歩間違えれば重大な医療事故(→裁判)に直結する可能性のある分野にだれも行きたがらないというのも分からないではない。しかし、病気には薬では治らないものもある。医師の待遇を改善し、外科医の希望者を増やさないと、将来困ることになるのではないだろうか。
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