オレがやらねば… 2000年、9月9日
ある会社のスローガンを書いた看板に 私が結婚をする時,妻は言った。「私は掃除が嫌いよ。」 しかし、それが間違いのもとだった。男と女なんて結婚しないとわからない部分が圧倒的に多い。まさかこれほどまでに掃除がキライだとはつゆ思わなかった。廊下に綿ボコリがたまっていようと,階段に糸屑が落ちていようと、彼女は「そんなモンで,人間死にゃせん」と言って全く気にしない。 我が家では,妻も仕事を持っている。だから、ある程度の家事の分担は当然と,頭ではわかっている。しかし、掃除に始まった役割分担は次第に拡大し,風呂掃除,ゴミ出し、洗濯,犬散歩、夕食の後片付けと、どんどんエスカレートしてくる。 もし,女性のスカートを1センチ短くすることを認めたら,世の中の女性はみんなヌードで町の中を歩くことになるかもしれないから、1センチたりとも短くすることを認めてはならないという説があるが,まさにそれに近い。 そして、20年以上も夫婦をやっていると,ブツブツ言いながらも、いつのまにか手際良くこなせるようにしつけられてしまった。 (ただし、それでもなお家事全体の量は妻のやっている量のほうが多いかも知れないのだが・・・)。 習慣とは恐ろしい。「オレがやらねば誰も掃除をやってくれない」ことがわかると,せっせ、せっせと、要らないものを捨てる癖がついてしまった。 あるとき、妻が私に聞いた。 「ギョエッ!・・・・・」
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