ig Success

2007年11月18日



 引き出しの中を整理していたら、30年前に録音した喜多郎の音楽テープが出てきた。シルクロードをテーマにしたこのシンセサイザー音楽は、当時、NHKの番組に盛んに流されていたから、ご記憶の方も多いと思う。

 30年前というとずいぶん昔のことのように思われるが、そんなことはない。10年前が3つ合わさっただけであり、実感としては「ついこの前」という感じである。

 今まで、過去は振り返らない主義だった。しかし、音楽を聴いていると、ついあのころが懐かしく思い出される。
不安だらけの青春時代、大学の助手をしながら、この先どうなるのだろうという不安と戦っていた日々、ようやく、大阪府の教員になったのが31歳のとき であった。
それからは馬車馬のように、来る日も来る日も勉強の毎日だった。小さな娘を書斎の椅子の背中であやしながら授業の予習をしたこともあった。気が付いたら、娘は椅子の背もたれと私の間にはさまったまま、いつの間にかすやすや寝ていた。その娘も今は大学生 になった。

人生をゼロから出発し、ようやくここまでたどり着いた。高校教員になって、本当によかったと思う。
My life is big success.
 

南英世の息抜きエッセーに戻る

トップメニューに戻る