
読書記録 (8)
Kiun libron mi legis lastatempe?
Franz Schubert Muzika albumo
(Ernst A. Ekker (teksto)/Doris Eisenburger (illustraĵoj) E-igo: Georgo Handzlik)

(30.7 x 24.1 x 0.8 cm: pp 30: 1997 年刊行)
読書メモ
*大判の絵本。CDつき。しかし、お話は小さな字でたっぷり。私の知らないエピソードがいっぱい。絵本だから、と軽く見てはいけない。映画、「アマデウス」 に出てきた悪役のサリエリさんの名前がこの絵本にも出てくるなんて。
*エスペラントへの翻訳は、 "Ni tostu la verdan futuron ..." というタイトルのCDを出している Handzlik さん(彼の作品の一つについて、そのうち「エスペラント、100の効用」に書くつもり)。私は、ザグレブの世界大会で彼の公演に聞きほれCDにサインをしてもらったことがある。ちょっとクセのあるエスペラント文。A. Pettyn さんのチェックがはいっている、とあるが。
*原文はドイツ語。ドイツの堅実な雰囲気がただよう本のつくり(偏見?)である。
*それぞれのエピソードに、13枚の見開きの大きな、ファンタジックな挿絵がそえられ、17曲の歌曲、ピアノ曲、交響曲の一部などが、お話と挿絵に合うように並べられていて、その見開きで聞く何曲かが指定されている。面白い仕掛け。
*最後のお話は「未完成」、音楽も「未完成」。ちなみに、「未完成」はエスペラントで Nefinita と訳されている。ついでに云えば、「魔王」のエスペラント訳は原題と同じ Elforeĝo 、すなわち妖精の王、である。
* tralegis: 9.27. 2002
あらすじ
31歳の若さで(チフスで)亡くなった天才。12番目の子供(下から二人目)として生まれている(幼児の死亡率が高かったから子沢山だった?)。当時のウィーンのダンス狂いのこと。いわゆる、「会議は踊る」の時代。ナポレオンがまだエルベ島ですきをうかがっており、ベートーベンだってまだ生きていた頃。歌手のフォーグルとの交流。サークル、シューベルティアーデの様子。彼がいつでもピアノが弾けるようにと、夜は、外から見えるよう窓に合図の明かりをつける友人達。夢で「魔王」の着想を得たお話。伯爵令嬢カロラインさんへの想い。など...
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