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最近読んだ「エスペラント図書」のリスト


読書記録 (49)
Kiun libron mi legis lastatempe? 

Mistero ĉe nigra lago  (Sten Johansson)


(21.0 x 14.6 x 0.5 cm: pp 80: 1997 年刊行)

Unuvorte
*副題に、子どもたちのためのオリジナル・小ロマン、とある。


読書メモ
*「親愛なる読者の皆様。この小冊子によって、私は、あなたをニグラ・マーロ(黒い湖)という場所に招待します...」と、冒頭にステンさんが、「前書き」に書いている。子供向けの、易しいエスペラント(難しい単語には * 印がついていて、Glosaro に説明あり)で書かれたこの手の本があまりないので、何人かの子どもたちや大人の人たちの意見を取り入れて書いた、とも。… エスペランティスト(!)の、6人の少年少女が繰り広げる冒険物語である。

*カバー写真に見られるような、鉛筆書きのまだつたない挿絵が、20数枚載せられている。それらは、とても素朴で新鮮。おまけに、本文の理解にとても役立つ。

*今の時代によく使われる単語、あるいは新しい事物がふんだんに出てくるのも、この本の魅力である。例えば、muziko-kanalo MTV(音楽チャンネルのMTV)、terpomfritoj(ポテトチップス)、rulsket-tabulo(スケボー)、ŝtopilo(プラグ)、ingo(ソケット)、など。

*子供たちの会話も、ステンさんにかかるととてもユーモラスなものとなる。
 "Beogrado? Ĉu tio ne estas... hm... - en Slovakio?" supozas Timo.
 "Ĉu vi dormis dum la geografiaj lecionoj? Ĝi estas la ĉefurbo de Jugoslavio."
 ヨーロッパの地理は、彼らにとっても難しい?

* tralegis: 2003.5. 9.


章立てと最初の2,3章の簡単なあらすじ
*1. Kion vidis Marko?(マルコはなにを見た?)…ギターのレッスンを終えて家に帰るマルコは、後ろから歩いてくる怪しげな二人組みを恐れて、物陰にかくれてやり過ごす。彼らは、無人の倉庫から何かを持ち出して、車で走り去った。

*2. Timo ne konas timon(ティモは恐れを知らない)…ティモは、扁桃腺炎で熱があり、学校を休んで寝ている。彼は、ヨーテボリに住んでいる。エーシェッピンに住むフレデリックとは、義理の兄弟である。

*3. Surprizo en McDonald's(マクドナルドでの意外な出会い)…夏休みの最初の日、フレデリックは退屈している。昼食をマックで食べていると、後ろの席で男の子と女の子がエスペラントで話しているのでびっくりする。サーシャとナターシャの兄妹であることが分かる。

*4. Ĉe la strando(湖岸にて)
*5. La bando formiĝas (グループの結成)…ティモが、エスペラントの先生に言われて、エーシェッピングに住むエスペラントを話すエヴァとマルコの姉弟の住所を持って、フレデリックのところへやってくる。

*6. Nataŝa malaperas(ナターシャがいなくなった)
*7. "Ili ŝiros vin en pecojn!"(皆はお前をコナゴナにしてしまう)
*8. Nigra Lago(黒い湖)
*9. Kon-Tiki(コンチキ号)
*10. La promenanta best-libro(歩く動物辞典)
*11. Enigma signo(謎の記号)
*12. Infaneca ludo(子供っぽい遊び)
*13. Kaptita!(つかまった!)
*14. Embusko ĉe Lupa Faŭko(オオカミの口での待ち伏せ)
*15. Reveno en la urbon(町へ戻る)
*16. Timo ne revenas(ティモが戻らない)
*17. Nataŝa koleras(ナターシャが怒る)
*18. Fredrik ridetas(フレデリックが微笑む)


 

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