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最近読んだ「エスペラント図書」のリスト


読書記録 (179)
Kiun libron mi legis lastatempe? 

Malantaŭ la muro - puzleroj pri Ĉinio (Sabira Ståhlberg)

『壁の裏側 − 中国に関するジグソーパズルの駒々』(サビーラ・シュタールベルグ) 


(21.0 x 14.9 x 0.5 cm: pp 78: Internacia Kultura Laborejo 社;東京 1994年)
( 300円 )

Unuvorte
*あの『ドゥランクーラック』のサビーラさんによる中国周遊記。梅田善美さん(当時、世界エスペラント連盟副会長)との義理の伯父、姪の関係も微笑ましい。初心者も十分楽しめる。


読書メモ
*この類の旅行記は年月がたつと古くなってしまって、普通は、役にたたない。現在の中国はもっと地方と北京との格差があり、地方も経済的に発展しているに違いないが、しかし、その活気や風土、中国の人たちの気質などはこの本が書かれた時期と今も変わりないと思われる。汚い、汚いと書かれたその汚さも?

  Homoj en la stacidomo. Dormas. Sur la planko. Sur la malpurega planko kie tretas miloj da homoj ĉiutage kaj kie neniu purigas ĉar ne indas ĉar la malpuro nur moviĝas de loko al loko kaj neniam malaperas.… el "Matene"
 (駅にいる人々。寝ている。床に。毎日、何千人もの人が踏みつける、そして、誰も掃除しないひどく汚れた床に。というのも、掃除する甲斐がないから。なぜなら、汚れは一箇所から他の場所へ移されるだけで、決して無くならないから。)

*1994年のソウルでの世界大会にあわせて、国際文化工房(?:Internacia Kultura Laborejo)から出版された。

*2頁にわたって、彼女の紹介がある(Biografieto):
  フィンランドで1969年生まれる(スウェーデン語を話すタタール民族系)。ヘルシンキ大学で東アジアの言語を専攻。1993年に修士、ボン大学で博士に。1986年に学生として中国を始めて旅し、北京の世界大会に参加。以後、93年までに台湾を含め6回中国へ旅行。エスペラントを家族みんなで1984年に勉強を始め、85年にフィンランドでの運動を知りそれに参加。TEJO でも活動...などなど。

*これだけ中国を何度も旅をし、日本の梅田さんとも親交がある(巻末にこの本の出版に至るまでに取り交わした手紙が公開されている)ということが分かると、あの『ドゥランクーラック』の面白さ、本当らしさが納得できる。エスペラント文もうまい。

*13枚の白黒写真と表紙絵のような挿絵(のりこ・やまうち)が各所に挿入されている。若きサビーラさんの知的で愛らしい顔にもお目にかかれる。

*中国の地名などがアルファベットで書かれると我々日本人にはすぐにはそれと分かりづらい。例えば Shandong → 山東 など。中国の地図と、人名などの一覧表があり役に立つ。李白、杜甫 → Li Bai, Du Fu など。



* tralegis unue: 8. 8. 2005.
* tralegis due: 7. 10. 2009.
  



章立て(この本には目次が無い!)

Enkonduko (1994 junio; Chun-chan Yeh)
Trajne
Montoj, bankedoj kaj Konfuceo: en la Shandong-provinco
 Televida kuso kaj bankedo
 Laoshan -- monto de mil ŝtonoj kaj taoistoj
 Hejme ĉe Konfuceo
 Inter ĉielo kaj tero: Taishan
 Demonoj en spegulo kaj emociigitaj rokoj
 Kvak' adiaŭa
Matene
Sur la nekonata Ora Vojo
 Oro kaj orkideoj
 Invito al laktoteo ĉe la Giganta Budho
 Fortikaĵo meze de la dezerto: se pluvus...
 Kameloj kaj motorcikloj, kaj pliaj Budhoj
 Flavo, karaoke kaj pipro
Surstrate
Suproj
 "Mi ne kompremas!"
 "Ĉar vi ja foje estis tie!"
 Pilgrime tra realecoj
 Revenoj kaj rerevenoj
Biografieto
Postparole per leterfragmentoj inter la aŭtorino kaj ŝia japana onklo





 (2009. 7. 11. 最初の書き込み。)

 

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