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最近読んだ「エスペラント図書」のリスト


読書記録 (177)
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Nokto da timo - kaj aliaj noveloj (Bertram Potts)

『連夜の恐怖』(バートラム・ポッツ) 


(21.6 x 14.1 x 0.8 cm: pp 80: Dansk Esperanto Forlag 社;デンマーク1971年)
( 裏表紙に鉛筆書きで 580 と。宮本さんの字と思われる )

Unuvorte
*お話の面白さと意外な展開で、十分楽しませてもらえる三つの短編小説。少し硬いエスペラントで上級向け。


読書メモ
*表紙裏に献辞がある:
  この本を
   父の思い出に捧げる。父は1904年に私にエスペラントの学習書を与えてくれた。
  そして、
   ウィリアムス・L・エドマンソンに。彼は1912年に私にエスペラントを教えてくれた。

*裏表紙のあとがきによると、ポッツさんは1895年に英国に生まれ、1911年にニュージーランドに移住、1912年にエスペラントを学んだのだと。パイオニアであり、ベテランだ。1956年から57年にかけてヨーロッパと米国を奥様と講演旅行をし、聴衆をその見事なエスペラントで(BP vere majstre regas nian lingvon) 魅了したと。

*その講演ではスライドを使う必要はなかったと。それほど話の内容が面白く、聴衆はどの瞬間も飽きることがなかったと(ĉiuj personoj ĝuis ĉiun momenton)。それは、冒頭の表題作を読んだだけですぐ分かる。私は、どうなることかと大げさに言えばドキドキしながら読み進んだ。



* tralegis unue: 11. 17. 1977.
* tralegis due: 5. --. 2009.
  



短編小説のタイトルと簡単なあらすじのような物

# Nokto da timo(連夜の恐怖)
  裏表紙の解説によると、最初は《Arkta Ŝakludado(北極でチェス)》だったそうだ。パルトリッジ北極探検隊は度重なる不運に襲われ、次々と隊員が遭難し、唯一生き残ったフランク・パトリッジも暴風雪の中、死を目前にしながら当てもなくさまよう。前方に灯りを見たと思ったが、体力がつき彼は雪の中に倒れ込んでしまう。意識を取りもどした時、彼は暖かい部屋の中で横になっていた。彼を救ったのはバーナビー・バッグで極北で単独で毛皮を採取している猟師。風雪が激しくて外に出られない時は、チェスの本を相手に問題を解いて暇をつぶしていた。チェスの仲間が出来たと喜んでくれるが...

# Ĉerizo-torto(サクランボのタルト)
  庭師のバーソロミュー・レドマンはおおよそ50歳、独身で自由気ままな生活を楽しんでいる。今日も、新聞で見つけたマタマタ街のマチルダ・トンキンスさんの家へ仕事を取りに出かけた。黄色にペンキで塗られた家の前庭は荒れ放題、門のボタンを押すが、ちゃんと鳴ったかどうか、カーテンの後ろで様子をうかがっていたようで、中年の小柄なトンキンスさんが出てきた。主人がなくなってから庭の手入れはなおざりになったという。隔週、午後に手入れをするという約束を交わす。仕事中に邪魔されるのを好まないのだが、女主人は時々現れては口を出す。お茶の時間だといって、食卓にお茶とケーキが置かれていたりするようになる...そして、出されるケーキの美味しいことといったら...

# Poemo-maŝino(詩の作成機)





 (2009. 5. 23. 最初の書き込み。)

 

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