
| 最近読んだ「エスペラント図書」のリスト |
Refoje krimnoveloj sep -- originale verkitaj en Esperanto (Ronald Cecil Gates)

七つのタイトルとそのあらずじなど
# La kokinejo 「にわとり小屋」…
新婚ほやほやのカルロとダイアナ。新しい住居を借りたばかり。ダイアナが仕事で出張している夜、にわとり小屋で物音がするのでカルロが様子を見に行くと、懐中電灯を手にした男が糞でおおわれた地面を掘り起こしている。「何をしているんだ?」と怒鳴ると、男が逃げ出していった...
# Dentopasto 「練り歯磨き」…
マディガン夫人がホテルの浴室で歯ブラシを手に死んでいるとホテルから通報があった。ノラン警部は部下のヘミンガーと一緒にホテルに駆けつける...集中一番の長編、読み応えあり。
# La diplomiĝa tago 「卒業式の日に」…
晴天に恵まれた秋のお昼前。元教授のケネス・ゴダードは野外で行われている卒業証書授与式を事務棟のバルコニーから守衛と一緒に眺めていた。式場の向こうには遠くまで芝生が広がっている。突然、その芝生の上を荷物トラックが猛スピードで突っ切るのが見られた。「芝生の上を車で走るのは禁じられているのに!」しかし、その車は大学の武器庫から銃器を盗んでいたばかりでなく、近くで遊んでいた幼児をさらっていた...
# La interrompitaj ondoj 「混線したラジオ波」…
「ちくしょう!」ロジャーは録音機のスイッチを切った。自分がまだ聞いたことがないテレマンのハ長調序曲<ハンブルグ人のエッブとフルス>の録音が途中までうまくいっていたのに、ドラマ番組が混線したのか変な会話が入ってきて駄目になってしまったのだ。それにしても、「ジョージ、聞いた?」「彼を撃ったのはアンドレア・メルリンだよ」とは、何というセリフだ...
# Infanludado 「子どもの遊びにつきあって」…
やっと静かになった。タイプを打ち始めると、今度は新しく引っ越してきた隣人夫婦がまた口論を始めたらしく、甲高い奥さんの声とご主人の低い声が聞こえてくる。彼は糖尿病でインシュリン注射が欠かせないと、この前、垣根越しに話した時にこぼしていた... 孫たちが注射器と注射液が入ったビニール袋(plasta sako) を拾ってきた。間違いなくお隣のご主人のものだろうと、届けに行くとパトカーが来て、その彼が公園に止まっていた車の中で気を失っていて、今、病院に収容されたと知らせに来ている...
# La amata aŭto 「愛車」…
育てた子牛をせり市で売ったあと、家に帰ろうとして駐車場まで来ると妻に借りた白い高級車がなくなっている。警察に連絡すると、壊されないで戻ってくるケースはめったにないと言われ、憂鬱な気分で家に戻る。子牛の値段は下がり、飼料の値段は上がり、おまけに牧場には野うさぎが出没して、飼料を横取りされるこの頃だ...
# La lasta kazo de inspektoro Vikeri 「ヴィケリ警部最後の事件」…
定年退職まであと一週間。ヴィケリ警部が机上の整理をしていると、地方都市に勤務する友人のジェラルド警部から電話がかかり、殺人事件で明日ヴィケリ警部の住む町に出張してくるという。帰宅しようとした警部が妻からかかった電話に出ようとして、腰の骨を折ってしまう。アームチェア・ディテクティヴとして、病院のベッド上で捜査状況を聞き友人に協力することになる。
(2009. 1. 12. 最初の書き込み。)
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