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最近読んだ「エスペラント図書」のリスト


読書記録 (159)
Kiun libron mi legis lastatempe? 

Sayonara, Japanio! (Vojaĝimpresoj) (Davor Klobučar)

『さよなら、日本!(旅の印象)』(ダボール・クロブチャール) 


(23.6 x 16.5 x 0.2 cm: pp 20: Grafokom, Durdevac (クロアチア?)2008年)
(2008年、ロッテルダムの世界大会で、3.45ユーロ(1ユーロ≒170円))

Unuvorte
*日本びいきのクロアチアの青年(中年男性?)が、横浜でのエスペラント世界大会を利用して憧れの日本を訪れた時の旅の印象記。自動販売機、自動改札システム、自動水洗トイレ、などの紹介が面白い。外国人が日本を旅行しようとする時に大変参考になるのではないか。エスペラント、エスペラントと声高に言わないのも、読んでいてすがすがしい。


読書メモ
*ページ数は20ページと少ないが、2段組で字も小さく内容たっぷりである。プロローグ、第一日、第二日、と続き、第十五日、結論として、と十七に章分けされている。(下記)

*一番感心したのは、大会にべったり張り付くのではなく、開会式に出たあと次の日には広島の平和祈年祭へ出かけ、予約が取れなかった一日遠足は一人で遠足と同じコースの箱根へ出かけ、東京見物に出かけ、閉会式の後、富士山のご来光を目指すなど、事前にしっかりした予定を立て貴重な二週間を過ごしている事。私が、世界大会こそエスペラントの勉強の場だ、暇があればまず大会会場へと考えているのとは大違いだ。ヨーロッパの人は、日本人に比べエスペラントを簡単に操ることが出来るから、大会は気軽に参加すれば良いと考えているからだろう。本文中に Okcidentanoj, kompreneble, ne la tutantempon kongresis. Ili ankaŭ turismis. とさえ書かれている。

*「自動販売機が富士山頂にもある!」など、我々には当たり前と思っている事を、いろいろ指摘される。入門講座のテキストに使うと受講生が喜んでくれるかも知れない!

*以下は、今年(2008年)の6月21日に芦屋エスペラント会の会員の中島紀子さんから私に届いたメールです。芦屋の会員が皆でこのホームページを作る事が出来たら良いなと考えています。

 ≪昨年のUKで来日したクロアチアの中年男性の、滞日印象記。 私には、わからない単語がたくさん出てくるのに、なぜか面白 く。

 TAGO UNUA
 Lunde mi ekflugis el Zagrebo.Ĉar rektaj ligoj  al Japanio ne ekzistas, mi vojaĝis per itala kompanio al Milano, kaj poste de tie al Osako.  Strange: por iri orienten,mi unue devis unu horon veturi okcidenten!

 なんか、おもしろそうと思ったら、各所に率直な印象も書かれ 。大会前の遠足では、クロアチアでUKが開かれたときの ことを思い出し。

   Mi memoras la Universalan Kongreson de Esperanto en Zagrebo 2001. Tiam mi gvidis turisman groupon al tuttaga ekskurso al Dubrovnik. Estis eĉ 40 japanoj en la groupo! Poste mi scivole legis en ”La Revuo Orienta”,ĉu iu mencios mian nomon. Neniu!
 と書きながらも、中道さんや沖さんなどのガイドに感謝しま すと書いてあり。
 京都奈良にいて、それから横浜にいき、翌日の広島原爆忌の ために、また広島へいき、帰りに姫路によってーーーーと、目まぐるし い日程。新幹線の名は、Lumo と Espero! と、書いてます。  そういえば、ひかり、と、のぞみ、ですね!≫



* tralegis: 8. 30. 2008.



章分けとその内容 

プロローグ:
「日本は私がずっと以前から興味を抱いていた国だった。...」

第一日(7月31日(火)):
30日にザグレボを発ち、ミラノを経由して関空へ。大阪城、大阪スカイビルディング、へ。

第二日:
大会前遠足(京都・奈良)へ。映画村、清水寺、ホテルへ戻った後、夕食はグループで日本食を食べに。

第三日:
天皇について。東大寺、大仏、鹿。春日大社。

第四日:
銀閣寺、天竜寺、金閣寺。大会前遠足のグループと別れ、一人、京都に残る。ザグレブの大会で40人ほどの日本人がいた一日遠足(ドゥブロブニク)のガイドをしたのに、誰も自分を覚えていてくれない。芸者さんを見に夜の街へ。

第五日:
伊勢へ。神道について。名古屋へ。名古屋から新幹線で横浜へ。新幹線の速いこと!

第六日:
開会式に出た後、そろばん・三味線のコースに参加。日本芸能の夕べに参加。

第七日:
十二歳のときに知ってショックを受けた広島へ。千羽鶴で有名な「サダコは生きたい」(カール・ブルックナー著)は全世界で知られている。慰霊祭の後、平和博物館へ。平和と戦争とについて考える。新幹線で横浜へ戻る。途中、姫路で降りて、自転車で姫路城へ。

第八日:
大会で俳句についての講演を聴く。

第九日:
一日遠足の日。箱根遠足は空きがなく、同じコースを追いかけ、UEAの会費の半額で、そのコースの一員として遠足を楽しむ!芦ノ湖、大涌谷。温泉卵。

第十日:
大会場でカーヤのマリンバ演奏を聴く。演劇「ガリレオ」。モーツアルト・アンサンブル・オーケストラの演奏。横浜観光。

第十一日:
モスクワからやって来たロマンと一緒に東京へ。二重橋、東京タワー、銀座、上野公園。東京国立博物館。国際芸能の夕べを見るため大会会場へ戻る。

第十二日:
閉会式の日。横浜観光。不思議な事に郵便局で日本の絵葉書を売っていない。通りがかりの日本人が書店の売り場へ案内してくれる。

第十三日(8月12日(日)):
富士登山へ。河口湖からのコース。8合目、山小屋が事前の予約がないので泊めてくれない。

第十四日:
感激のご来光!

第十五日:
成田からザグレブへ。

結論として:
日本について、面白いなと思ったことの数々−−手招きの仕方、お辞儀、お金を受け取る時、日本人が人を呼ぶ時の、世界中に有名な「〜さん」という呼び方、自分たちの国を小さいと思い込んでいること、エスペラントと同様、対格を持つ日本語、などなど。特に、日本語について、三種類のアルファベットがあるなど、かなり詳しい説明も。「私は日本語は易しいと思っている」と!

  


 (2008. 8. 30. 最初の書き込み。)

 

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