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BIBLIOGRAFIO-6


機関誌のないエスペラント運動はない

 … 「ラ・レヴーオ・オリエンタ」  2002年2月号 2頁(通巻、42ページ)

  芦屋エスペラント会の機関紙「ラ・ユンカーノ」(若い葦)発行の目的は次の二つ。 @会の活動記録であること。A会員の親睦の場であり、作品や意見の発表の場である こと。「読まれる」会報づくりを意識して作成したことなど一度もないが、結果とし て読まれることになれば、それにこしたことはない。@に関しては、KLEGの事務所 で、故宮本正男さんだったと思うが、私に、「機関紙のないエスペラント運動はな い」と教えてくださったことと、第7号(1988年10月)を5年ぶりに発行し、得意に なって事務所へ届けに行ったときに、「機関紙は続けて出せるかどうかが問題です よ」と言われた、故坂本昭二さんの言葉が思い出される。Aに関しては、「ラ・ユン カーノ」創刊号(1980年7月)の巻頭に書かれた、故由里忠勝氏の一文、 ‘ni nun ekhavas malgrandan organon kiu servos por unuigi kaj intensigi nian amikecon inter ni kaj kreskigi nian entuziasmon por plua disvastigo de nia kara lingvo’ につきる。

  活動記録は、約一か月分の週例会について、会員に気軽に参加してもらえるよう、参 加者名、例会の簡単な内容などをワープロで葉書サイズ(準会員に葉書で連絡してい た頃の名残)に作り、毎月、KLEGの機関紙送付時に「月報」として同封しているもの を、「ラ・ユンカーノ」の発行にあわせ、前号以降の「月報」を集大成し掲載する。 したがって、我々の機関紙の発行は不定期であるけれども、会の活動記録は切れ目な く掲載され、JEIとKLEGに史料として保存されることになる。これで、会員の移動、 イベントへの参加、入門講座の成否、国内外のエスペランティストの当会への訪問な ど、いつでも調べることができる。原稿が集まらないので機関紙づくりに苦労すると よくいわれるが、この活動記録と会計報告、裏表紙につける発行時現在での会員住所 録で5~6頁分の原稿が出来あがる。寄せられた原稿は、会員から「間違いがあった ら修正してください」と言われない限り、そして、タイプミスなどの明らかなもの以外 はなおさない方針にしている。誤りを恐れて書かない(話さない)ということがな いようにと考えるし、その会員が後になってあの頃はこんな文章を書いていたのだな あと思い出すのも面白いではないか、と思うから。日本語文のところどころにエスペ ラントの単語が交ざった原稿など、大歓迎である。

  編集担当として、思い出に残る号は、由里氏追悼号(第16号、1994年8月)と、阪神 大震災後の第17号(1995年10月)である。内外のエスペラントティストから寄せられ た義捐金を携え会員宅を見舞い、被害状況をまとめて報告された十河博志氏の一文が 掲載されているが、氏もまた1996年、病に倒れ故人となられた。さて、最近号からや がて1年、第23号発行にとりかからねば。

  



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