※現在は大阪市営バス・南海バスとも港大橋経由の一般路線バスは運行されていません。
大阪市内の乗合バス路線の中でも、眺めがよいことで知られるのが阪神高速湾岸線の港大橋を渡るルートです。
大阪市営バスは、JR大阪環状線と地下鉄中央線の交差する弁天町バスターミナルと、南港地区を結ぶ路線バスを運行しています。
97年12月のテクノポート線開業に伴い、周辺のバス路線にもかなりの変更が見られましたが、現在は、南港バスターミナル行きの特44号系統と、中ふ頭駅前行きの支線44号が、日中それぞれ40分間隔(合わせると20分おき)で運行されています。
この2つの系統には中乗り前降りの車が主に使用されています。テクノポート線開業までは、南港地区の企業輸送用に使われており、足回りは他の市内バスと同様のタイプのものですが、背もたれが高かったり、シートベルトが付いているといった違いがあります。
弁天町を出ると、中央大通を西に向かい、港区内のいくつかの停留所に停まります。地下鉄大阪港駅の手前の天保山ランプから阪神高速道路に入りますが、出口と入口の位置が異なっており、停車停留所にも若干の違いがあります。
長さ900mあまりの港大橋は上下2段構造となっており、大阪市営バス・南海電鉄バス(後述)とも、上段部を通ります。海面からの高さは、橋桁下部で51mとなっていますから、車窓からの眺めは、更に高い位置からとなります。
真下には大阪港が、またスモッグでかすんでいますが、大阪市内も眺めることが出来ます。
南港北ランプで阪神高速を降り、コンテナターミナルのそばを通ってポートタウン東駅前へ。ここから特44号系統はフェリー乗り場近くの南港バスターミナルへ、支線44号系統は中ふ頭駅前へ向かいます。
一方、98年7月からは、南海電鉄が堺と天保山・南港コスモスクエアとを結ぶバスを運行しています。
南海高野線堺東駅から、途中、南海本線の堺駅を通ったあと、大浜ランプから阪神高速を走ります。大和川を渡って大阪市内に入り、一旦南港地区を通過して港大橋を渡ります。
天保山では、マーケットプレースや海遊館の前を通り、サントリーミュージアム隣のホテルシーガルにて乗降扱いをします。
ここから南港へは、大阪港の海底を通る咲州(さきしま)トンネルを経由します。南港コスモスクエア行きは、インテックス大阪(国際見本市会場)の回りを1周して、ATC(アジア太平洋トレードセンター)前に到着します。ここにはテクノポート線開業まで、大阪駅前や難波からのシャトルバスが発着していました。
なお、南海電鉄バスについては、大阪市内のみ・堺市内のみの利用は出来ません。
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