バスで巡る足摺岬

 1998年のGWは、四国南西部をまわってきました。このあたりで最大のスポットといえば足摺岬。岬巡りのバスの旅へご案内しましょう。

 左の下手くそな地図(^_^;; は、足摺岬周辺のバス路線を表しています。
 青で示したのが、岬の付け根にある清水バスセンター(土佐清水市の中心部にあります)から出ている一般路線で、多くの便は土佐くろしお鉄道と接続する中村や宿毛へ乗り入れています。
 ピンク色は有料道路の足摺スカイラインで、高知市から直通している特急バスが走っています。1日1往復で、高知港にて大阪高知特急フェリーに接続しています。バス・フェリーの運賃がそれぞれ1割引となる連絡乗車券も発売されています。
 地図では大ざっぱに書いていますが、実際の道路は曲がりくねっており、半島の中央部を縦断している足摺スカイラインは、標高400mまで上ります。

 それでは、清水バスセンターを起点に出発しましょう。
 足摺岬行きの一般路線バスは2つのルートがあり、現地では「中の浜・大浜経由」「窪津経由」などと案内されています。
 全国版の『JR時刻表』では、白碆の時刻が書かれているのが前者、そうでないのが後者となります。いずれも運賃は同じで、所要時間もさほどの違いはありません。

 8:12発の大浜経由は、1分前に窪津経由の便が出ていることもあり、乗客は私1人です。窪津経由の方も、休日の朝早くのためか、数人しか乗っていませんでした。
 清水港の東側を半周した後、小さな岬の付け根を越えると、脇道へとそれます。本線は谷を大きな橋でまたいでいますが、こちらはバス1台通るのがやっとの曲がりくねった狭い道を下りていきます。
 海岸まで下りたところが中の浜。「ジョン万」という愛称で知られる中浜万次郎生誕の地です。記念碑が建っていますが、乗降客がいないため、ゆっくり見る間もなく通過していきます。
 隣の大浜を過ぎると本線に戻りますが、この先も狭く曲がりくねった道となっています。
 断崖の上を走るルートで、眼前には太平洋が広がります。バスはカーブミラーを確認、警笛を鳴らしながら慎重に進みますが、すれ違う車はほとんどありません。
   白碆から東に向かい、再び集落が現れると多少は走りやすい道となります。清水バスセンターから40分ほどで、足摺岬センターに到着。岬周辺の観光スポットの西端に位置します。

 東へしばらく歩くと、白い「ジョン万ハウス」が見えてきます。幕末〜維新の頃に活躍した中浜万次郎に関係した史料が展示されています。
 足摺岬灯台はもう少し東にあり、遊歩道も整備されています。足摺岬センターからはバス停2つ分ありますが、歩いてもそれほどの距離ではありません。

 帰りは、行きとルートを変え、東海岸の窪津経由の便に乗車しました。こちらにも狭隘区間がありますが、西海岸ほど険しい道ではありません。但し、岬近くでは内陸部を走るため、あいにく海の景色をじっくり楽しむことはできません。
 次回来訪の際は、山上の足摺スカイライン経由のバスに乗りたいと思います。

 
 Top Page